干したままの洗濯物
作りかけの夕飯
話しかけてやめた言葉
きれいな装飾品で飾られた
君と僕のこの狭いエデンに
僕の大嫌いな香水の香りと
君の大嫌いなタバコのにおい
時間が凍っている
僕たちへの罰
人の心の屍を
僕らはいくつ踏み倒してきたのだろう
赤いドレスを翻して
君は踊り狂った
全てやりかけのまま
結局話せなかった言葉は
もう二度と僕の口からはでない
時間が動き出す
僕たちの償い
誰もが自分で自分を裁く事はできない
だから僕が君を君が僕を裁いた
許しなど得てないくせに
僕らは再び愛し合うんだ
そして僕らの罪はまたひとつ増える
赤いドレスはもう着れないね
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