_時間_


恨みがいつか希望に変わるんじゃないかって
あまいあまい夢をみてた
君がいつかまた僕のそばで笑うんじゃないかって
かなわぬ夢をみてたよ

もうすこしでおわり
ここから僕はきえなくてはならない
待ち続けたこの部屋
君はとうとうもどってくることはなかったよ

それでも僕は幸せだったといえる
君と過ごした数ヶ月間が
そのあとに君を待った数年間よりも
十分に重たかったから

いつか町のどこかで君と出会ったなら
君は笑って久しぶり、って言うかい?
でもたぶん僕は無視するね

もう戻れない君と僕の時間
それでも幸せだった君と僕の時間

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